ＲＣ用ダンパーはダイヤフラム方式・エアレーション方式と、シーンに合わせ様々な高性能ダンパーが
リリースされていますが、構造に関係なく課題となるのがフリクションロス（機械的摩擦損失）です。
なかでもOリングはシャフトを上下に摺動させながらシリンダー内の気密を保たなければなりません。
そこでネックとなるのがシャフトの起動フリクションで、ダンパーを触った方ならお分かりかと思いますが、
動き始めのカクッと引っかかるあの渋みです。
この部分は実車フォーミラー用ダンパーでも極短ストロークで減衰力を発生させるべく各社工夫を凝らしていますが、
RCでは更に微振動のようなコンマ数ミリのストロークが求められるため、微細なフリクションが
路面追従性に顕著に影響します。
そこでシャフトに表面処理を施すわけですが、実車高性能ダンパーではチタンコーティング・DLCコーティングが
一般的ですが、RCでは前者は対磨耗・硬度は優れるも摩擦係数がモノ足りず、後者はコーティング系では
素晴らしい特性を持ちあわすも処理コストが非常に高く、RC用としてコストパフォーマンスが低いです。　　
前置きが長くなりましたが、mos2WPC処理はコーティングではなく表面改質であり、膜厚による寸法変化や
剥離の恐れもありません。
そして肝心な効能もDLCと同等の摺動性が得られるため、RC用パーツには優れた表面処理です。

※　料金はダンパーシャフト１本分になります。
（処理後はフロン超音波洗浄にて微粒子ピーニングを完全除去しますので、納品後は即取り付け可能です）　
　
※　ＲＣ用ダンパーシャフトならサイズ制限ナシ・既にコーティング済みでも処理可能です。

※　ヤマト速達メール便・￥180で発送いたします。